メダカが産卵した後、赤ちゃんが生まれてくるのが楽しみですよね!ただ、この赤ちゃんの育成で失敗される方が多いのでこのことについて話をしてみます!
- 針子とは?
- 針子の飼育方法
- 針子の餌
- 針子の水替え
- 針子の容器
- 針子の期間
1.針子とは?
針子とは採卵して約一週間位で生まれてくるメダカの赤ちゃんのことです! 大体、2週間ぐらいの間は針子と読んでいます。
少し大きくなると稚魚と呼んでいます。
ふ化まで積算温度250度と言われています。25度管理で10日間という意味で温度が高ければもう少し早く、低ければもっと長くなります。温度が低すぎるとそもそもふ化しないこともよくあります。
経験上は10度以下に最低気温がなる時期はふ化しません。
気をつけてください。
針子と言われる期間は約2週間ぐらいですがそれ以上になると稚魚と呼んでいます。
稚魚になるとかなりいろんな餌を食べれるようになりますし適応能力も格段に上がります。
2週間の針子期間には水替えなども控えたほうが良いのですがそれ以上の期間を過ぎるとある程度の水替えをすることで成長促進にもなります!
2.針子の飼育方法
針子の飼育ポイントとしてはあまり変化のない環境を選ぶことと餌が豊富なことが重要です。
特に餌についてはゾウリムシなどの生餌やグリーンウォーターのような藻類を入れておくことで常に何か食べるものがあるという環境作りが大切です!
ただし気を付けないといけないのは人工飼料をたくさん上げると食べきれずに水質が悪化して最悪は死んでしまいます。
人工飼料のみで育てることも可能ですが難易度は上がります。
グリーンウォーターを入れているだけで育てている方もいますがそれでわかるように屋外で太陽光が数時間あたる環境が最もうまく針子を育てられる環境だと思います。
それは太陽光が当たることでグリーンウォーターを作り出している藻類や微生物が増えやすい環境になっており針子にも優しい環境となっています。
稚魚の大きさになると人工飼料で十分育成が可能となりますのでとびっこのような急に大きくなったようなメダカが出てきます。
大概の場合はとびっこを排除しないと他の針子などを食べてしまって大変な事例になることがあります。
餌やりはグリーンウォーターなどをセットしておけば一日一回の餌槍程度で大丈夫ですが
あげすぎもよくないので気を付けてエサやりをしてください。
3.針子の餌
針子の餌については人工飼料としてパウダー状のものが販売されています。これは前述したとおり使い方が若干難しいところがありますが手軽に用意できるという点では補助的に使ってください。
おすすめはゾウリムシとグリーンウォーターです。
ゾウリムシは入手が人工飼料ほどどこにでも売っているものではありませんがいつでも食べられて水質を悪化させないという点ではかなりおすすめできると思います。
最近ではメルカリやメダカ屋さんでも販売されているので購入方法は色々とあると思います。
一度購入すると培養もできるので今では多くのメダカ愛好家の方が使用されています。
グリーンウォーターは太陽光がしっかりとあたる環境で藻類が増えて緑色に見える水のことでメダカの餌にもなります。
4.針子の水替え
こちらは状況にもよって違いますが私の場合はこの針子の2週間の間は基本的には水替えをしません。
針子は水温や水質の急激な変化に弱く、水替えによって死んでしまうこともあります。
なので私の場合は基本水替えはしませんがどうしてもしたいという方は一日20%以下の水量だけ換水するなどにした方がいいと思います。
5.針子の容器
2週間水替えをしないという前提ですので容器も4リットル以上は意識しています。あまり容器が小さいと水質の悪化スピードが速くなります。この場合少しの人工餌のやりすぎが致命的な状況を招く場合があるので気を付けてください。
私の場合は100円ショップのセリアでスタッキングボックスという容器を使っています。これが4リットル程度容量がありおすすめです!
なんせ安い!安すぎる!かなりコストパフォーマンスがいいのでたくさん買ってしまします。
色は透明と白がありますが強度的には白がおすすめですがグリーンウォーターを意識する方は透明でもいいかもしれません。
もっと小さな容器で飼われている方もいらっしゃいますが水替えをしないというやり方の場合は難易度があがります。
逆に大きすぎる容器だと餌が広がりすぎて人工飼料などが残りやすくなったりしますので注意が必要です。
6.針子の期間
針子のついては約2週間ぐらいで成長して稚魚と呼ばれるステージに移行しますがこれも飼育している水温やえさの量によって違ってきますので毎日観察して水替えをしても大丈夫なサイズになっているかを確認してください。
針子の期間が終わったらもう少し大きな容器に移していくことで順調に成長します。
針子は採卵した卵からふ化させる容器のままで飼育する場合がほとんどなので匹数が多くなっていることがあります。
そのまま狭い環境で育てると小競り合い等も発生しやすくなるので気を付けてください。
それではまた!
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