春のメダカ活の始め方 水替え・餌やり・塩分濃度

めだか飼育

一番大事なのは観察

気温が20度を超える日が増えてきてメダ活を始める時期になりました。

すぐにリセットしていきたい!という気持ちになると思いますがその気持ちをぐっと抑えてまずは観察してください!

容器や品種によって状況が全く違う場合があります。

痩せてる個体が多い容器や全く3か月くらいエサを食べていないとは思えないほど太っている個体

水についても濁っていて茶色になっている容器もあれば透明度が高くメダカが見える容器もあります。

まずはメダカをじっくりと観察してどの程度の水替えならば耐えられる状態なのかを判定します!

茶色の水は変えた方がいいですね

個体は痩せすぎている場合はすぐに水替えをしてしまうと死んでしまうこともあります。

注意してください!

リセットにはメリットとデメリットがあります。

リセットは水温が上がって水質悪化によるリスクを減らせることが出来ます。

数日暖かい日が続くのであれば私はリセットでもいいと思っています。

なぜならメダカの適応能力が高く、水質の変化に対する耐性がかなり強いと思っています。

リセットのデメリットは餌をやり続ける必要が出てきます。

リセットしなければある程度の汚泥やコケなどを食べて状態をキープしているので特に餌をやらなくてもいいのですがリセットしたらそこから餌やりはスタートする必要が出てきます!

久々の給餌

春先に気にすること!

気を付けるべきは餌食いです。

メダカに少しだけ餌を与えてみてください!

元気な状態ならばすぐに食べると思います。

フラフラと近寄って少しだけ食べるような状態はすぐに水替えはしないほうがいいと思います。

水温が低すぎる時期ならば上に上がってきて餌を食べることはありません。

水温が15度以上になっている時期は1匹が食べに来れば品種によってはしっかりと食べ始めると思います!

私の住んでいる岡山県では3月中旬にもなれば15度から20度位になることも多く最低気温も5度から10度位を行ったり来たりです。

最低気温が10度位になると安心して餌を与えることもできますが最低気温が5度位まで下がる時期にはあまりエサを与えすぎたりすると消化不良になってダメージを受けることがあるので注意が必要です。

少しだけの餌にとどめておく理由は消化不良になることがあるということと

冬の間、微生物等を食べて過ごしているだけなのでいきなりしっかりとした固形物を取り込むと調子を崩す個体がいたりします。 

人間で考えると絶食していた人がいきなりたくさん食べたり刺激物を食べると受け付けれずに吐いてしまったりすることがありますよね。

そんな感じで考えています。

最初だけ少しにしてその後はしっかりと与えたりもしますけどねw

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水質について考える

水質については私の場合3か月くらい全く水替えをしていないので水質が悪化していることが用意に想像できますw

難しいのがなるべく春の気温が上がるまであまり水を換えたりし過ぎない方が良さそうなのですがあまりにも放置していると気温が上がる時に汚れから一気に水質が悪化して大量死などもあるようです。

私はほぼ経験がないのですが春先に全滅する容器があるなどよく聞きます!

それはおそらく冬の間汚れた汚泥がたまっている容器などは水温が上がることでより腐敗してしまい水質が悪化するのではないかと考えています。

もしくは温度差が生まれやすい時期なので痩せた個体などが死んでしまい、それによってアンモニアなどが発生してほかのメダカも死んでしまうというケースなのかな?と思っています。

なので暖かくなるまでは私は少しだけ水足しなどをして水を多めにバケツに入れて容器内の水をリセットしたうえで多めの水を戻しています。

もしくは汚泥だけ灯油ポンプで吸い出したりして汚れた部分を部分的に排出していきます。

メダカはかなり適応能力が高いのでそのくらいの多めの水替えでも問題ないことが多いと思います。

ただし一番最初の観察でその水替えに耐えられるかどうかを判断する必要があります。

シーズン初めの水替えは痩せている個体などもいたりするので特に慎重にした方がいいと思います。

特に水温は合わせたほうが良いので私的には空いた容器を準備した上で前日から水を張って準備して水温が自然下でほぼ同じ水温になっていることを確認をしたうえでメダカボウルに入れて水合わせなどをすればほぼ問題ありません。

ただしあまりきれいにしすぎると食べるものがなくなるのでなるべく毎日餌をやり始めるくらいの時期まで引っ張ってもいいと思います。

色々試行錯誤して観察を繰り返しているとそのあたりがわかるようになってきます。

どのメダカも同じように扱うのではなくメダカによって対応を変えることも必要だと思います。

とはいえこの時期以外はほぼ同じようにフルリセットして大幅に移動させたとしても体調を崩すことはほぼありません。

この時期の温度の格差が一番負担がかかる時期なので病気にかかるリスクが高めになっています。

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なぜ塩をいれるのか?

この時期にかかわらずあら塩などを入れて病気の予防などをすることがあります。

それは病気の予防という意味もありますしミネラルの補給という意味もあります。

また微生物がわきやすい環境になるということもあります。

色々なメリットがあるので入れるという方が多いのもうなずけます。

ただしあまり濃いとバクテリアもダメージを受けますし、浸透圧の関係で魚自体にも負担がかかることがあります。

元々魚の体内の体液についても若干の塩分もあるので少し塩分がある方が負担が少ない状態となります。水は塩分濃度が違うと均一にしようとします。

なのでメダカの体内の塩分濃度より飼育水の塩分濃度のほうが濃い場合は体内に塩分が入り込もうとすることで負担があり、逆に塩分がない水だと体から出ようとする塩分濃度を抑える機能が働きます。

そのような関係なので極端に濃い状態などになるとストレスでしかないので濃すぎる塩分濃度は気を付けましょう。

一般的には治療や予防などに使用する飼育水の塩分濃度は0.1%~0.5%と言われています。

個人的にはほぼ適当ですが0.2%くらいのところまでが予防という意味でいいと思います。

治療の時は0.5%くらいでもいいと思いますがそれ以上濃いと寿命に影響を与えているような気がします。

人間の体の中の塩分濃度が0.9%と言われています。

メダカなどもほぼ同じで0.9%前後だと思います。

なので通常の飼育水がほぼ塩分濃度がゼロに近い場合は体内に水が入ってくるのでどんどん尿などで排出します。水はほとんど飲んでいないようです。海水魚は逆に体より濃い塩分濃度の中で過ごしているので海水を飲んでもエラなどで塩分だけをどんどん捨てていきます。

ウナギやサケはどちらの機能も兼ねそろえているみたいですけどねw

よく0.5%と5%を間違えてメダカが全滅したなどの話も聞くことがあります。

海水でも3.5%程度と言われているのでいきなり海に放たれたのと同じなのでそりゃあ死んでしましますわね。

気を付けてください。

昔よく数学の問題で0.5%の食塩水を10リットル作るには塩はどのくらい必要ですか?

みたいな問題があったと思いますw

これがここで役に立つなんて思っていませんでしたよね?

答えは約50gですね。 厳密にいうと10000gと50gの割合でいうと

50÷10050=0.00497・・となるので0.497%ですねw

めっちゃ多い感じがしますね

どちらにしても0.5%は病気の治療などの時だけなので

もっと薄めがいいと思います。

今回のYouTubeの動画内で入れた塩の量は50gくらいなので

60リットルの容器といことから大体50リットルの水が入っている感じなので

50÷50050=0.00099・・・ということで0.1%より少し少ないくらいでしたねww

イメージ的には60リットル容器にゴルフボールくらいで薄めの感じになる感じです。

私も毎回計りませんが大体そんな感じの量を入れることがあります。

暖かくなればほとんど入れることはないです。

この時期は病気なりやすい時期でもあるので入れておいた方が安全です。

小さい容器のほうが間違いやすいと思いますので注意してください。

人工海水でもいいと思いますよ。

私は伯方の塩ですけどねw

あら塩もおすすめです。

それではまた!

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