なぜタマゴトリーナが使いやすいのか?
産卵床にも色々なタイプがありタマゴトリーナやコロタマボールタイプ、スポンジフィルターやアナカリスやホテイアオイなどの水草、シュロや筒形のもの・・・・いろいろありますw
じゃあなぜタマゴトリーナがいいのかというと・・・・・
ほとんどの方がメダカ飼育を始めてしばらくするとメダカの種類を増やしたくなるので容器が増える傾向があります。
スペースの問題などでそこまで増えない方もいるとは思いますが大体の方はメダカの魅力に取りつかれて増えていきます・・・w
その場合、春から夏にかけての産卵ピークの時期にはたくさんの産卵床を管理する必要が出てきます。
そこでなるべく手軽に日々の管理をすることになるのですが、そうなると産卵床をつかっての針子までのふ化にはタマゴトリーナのタイプが一番、簡単に管理が出来ます!
一番いいのはほぼ水に触れずに卵を確認できるという点が優れています。
人気のコロタマボールタイプの産卵床については卵をとる能力は高いのですが、水に手を入れて確認する必要があり、会社員の方など時間がない方にとっては朝の数分で卵を確認して別の容器に移す必要があります。
この点からも結局いろいろ使ってみたのですがタマゴトリーナもしくは産卵床を使わないという結論に至りましたw
作り方
作り方は簡単なので紹介します!
今ではどなたも知っている方法なので初心者の方はこれを見て作ってみてください!
まずはセリアで販売している、その名もメダカ産卵床とうきわいう商品がペットグッズのコーナーに置いてあるので購入してください!
この2つがあれば作成可能です!
もう一つはうきわの部分をプールスティックという棒状のビートバンのような素材を輪切りにして使うこともできます!
こちらの方がコストも抑えられますが今回は初心者にもわかりやすい方ということでうきわを使う方法を紹介します。
産卵床を取り出して縦長方面に切り込みを入れていきます!
間隔は適当ですがこの間隔が産卵床のタコ足の部分になるのでそれを意識してお好みで太さを決めてください!
細目でたくさん足を増やす!のほうがおすすめです!
こんな感じです。
うきわに差し込む部分の厚み位は切り込みをせずに残します!
それをくるくると丸めてうきわに突っ込みます!
これで完成!!
足が長めで本数は少なく見えますがしっかりと卵は回収してくれる産卵床の出来上がりです!
こんな感じ!
産卵床を横にした足の短いバージョンを作ってみましょう!
産卵床を横にして切り込みを入れていきます!
縦長と同様にうきわに突っ込む部分の厚みの分だけ切り込みを入れすぎないように気を付けてください!
大体1~1.5cmくらい残します!
こんな感じ!
この状態が出来たらうきわに突っ込みます!
縦長よりかなり大きな円になるのでうきわの輪っか部分に無理やりねじ込みます!
ですがかなり無理がある感じがあるので想定されているのは縦長タイプだと思いますが好きな方を作ってみてください!
縦長(画像左)と横長(画像右)の比較画像
簡単に作れます!
コロタマタイプの作り方はこちら!!
採卵から産卵までの管理方法
産卵床の管理方法について説明してみます!
産卵に適した水温は20度以上と言われていますが実際に経験上で感じるのは15度以上で産卵は始まりますが結局のところ最低気温のほうが10度以上にならないとふ化までいかないので5月に入ったくらいからがうまくいきやすいと思います。
もちろん4月からも産卵をしているので卵だけ屋内などでふ化させると全然ふ化はさせられます。
方法はいたって簡単
①毎日の観察で卵を付けていることを確認
②確認出来たらタマゴトリーナを容器に入れる
③翌日以降午前中に卵がタマゴトリーナについているかを確認
④卵が付いていたらそのまま別の容器に移動!
⑤そのまま7~10日間でふ化!
*ふ化までの期間は卵を観察して白くなってしまった無精卵のみ
取り除いてください!ほかの卵にカビが移ります!
そのまま容器内で2週間ほど管理!
こんな感じで簡単に産卵からふ化をさせることが出来ます!
デメリットは?
タマゴトリーナはおそらく一番使われている産卵床だと思いますががデメリットも少なからずあります。
それは使い込むとコケが付きやすくなり使い続けるとコケがたくさん発生してくることがあります。
対策としては私の場合は乾燥させたり、定期的に交換、漂白剤などで洗浄もしてみました。
最後の漂白剤の洗浄については塩素などが残ることもあるのであまりお勧めできませんがこんなことをしている人もいるくらいで自己責任でやられる方はやってみてください!
そのあたりを除けばかなり優秀な産卵床だと思います!
まとめ
結論としてはタマゴトリーナはメダカの採卵方法としてはお勧めです!
百均のセリアで買えるお手軽さと作り方も簡単なので初心者の方でなるべくコストをかけたくないという方はこれでいいと思います!
管理方法も簡単で基本的に飼育水から飼育水で簡単にふ化まで行けます!
たまごの管理ついてはメチレンブルーやカルキを抜いていない水を使われる情報が多いですが私は日々の管理を簡単にするために使用していません。それでもかなり多くの針子が生まれるので個人的な趣味で楽しむだけなら飼育水のままでいいと思いますW
実際にたくさん生まれすぎてもう飼育場所がありませんw
採卵を制限する状態になるので十分だと思います!
もちろんアクアショップで販売されている産卵床でも優秀なものもたくさんあるので手間をかけたくない!
すぐに使いたいという方は市販のものも全然おすすめです!
特に去年使用した、まりもタイプは優秀で産卵床の場所というか高さを変えられるものでしたのでオススメです!
それではまた!!
産卵が止まった時はこれがおすすめですよ!
産まなかった鱗光(りんこう)もこれでブリブリ産んでくれましたww
↓↓↓↓↓
それではまた!
最後にぽちっとお願いします。
にほんブログ村
コメント