マリアージュロングフィンから進化したマリアージュキッシングワイドフィンですがよく聞かれるので動画を振り返って特徴を改めてみてみます!
オス個体
メス個体
マリアージュキッシングワイドフィンとは?
言わずと知れた愛媛の垂水政治さんが作出した品種でマリアージュロングフィンから派生した品種です。
夢中メダカさんで以前垂水さんから夢中メダカさんあてに説明文が来ていた内容を抜粋すると下記のようになります。夢中メダカさんのブログでも以前紹介されています。
マリアージュ・キッシングワイドフィンの命名経緯について
マリアージュロングフィンのハイフィンの形質は尻びれを縦(ロング)に伸ばすものですが累代により尻びれの条数が増え幅広(ワイド)にする形質が現れ尻びれや背びれが尾びれと密接し尾筒と言われる部分を無くしました。そのヒレ同士の姿がキスをする恋人に見えることからキスをする幅広(ワイド)なヒレ→「キッシングワイドフィン」と呼ぶことにしました。
(夢中メダカブログより抜粋)
キッシングワイドフィンの可能性
ヒレ同士が密接し尾筒(尻びれの後端から尾びれ付け根までの細い部分)と呼ばれる部位が無くなり尾びれの接続部分を太く寸胴な体形に変えました。この体形は大型化が加速する背びれ尻びれ尾びれを支える曲がりにくい強い体幹強化につながる不可欠な特徴であると考えています。
(夢中メダカぶろぐより抜粋)
とのことです。
紹介させていただいた動画内でも紹介させていただいているのですが通常であれば下の図の赤い輪郭の様なヒレが通常ですが言葉通り軟条の数が明らかに多くなっているのがわかると思います。
それだけでなく尾筒が太くなっており曲がりにくい体幹の強いしっかりとした個体が特徴です。
*画像は夢中メダカさんから撮影時に頂きました。
キッシングワイドフィンの可能性について
マリアージュキッシングワイドフィンが出てきたことで今後のメダカの掛け合わせに大きな影響が出てくるのではないかと思います。
松井ヒレ長やリアルロングフィンみたいに縦(ロング)にヒレを伸ばしてきた品種はたくさんいましたが横(ワイド)にヒレが伸びたことで見え方も全く違いますね。
尾筒が太くなったことで今までの曲がりやすかった品種などとの掛け合わせで体幹がしっかりとした品種が作られるのではないかと楽しみが広がります!
毎年驚かされますが垂水さんが作出するメダカがメダカ界を引っ張っていってくれていることは間違いないと思います。
夢中メダカさんにお邪魔させていただくことでこのようなメダカを直接見ることが出来て幸せです。今後もこの素晴らしいメダカ達を皆様に少しでも見ていただけるように動画配信もしていきます!
この記事を書いているときにはすでにマリアージュキッシングワイドフィンエメラルドフィンタイプが作出された後なのですが今シーズンはマリアージュキッシングワイドフィンをどんなメダカと掛け合わせするのかというメダカ愛好家のイマジネーションを掻き立てることは間違いありません。
私自身はマリアージュキッシングワイドフィンについては高価で手が出ませんが昨年の夏に手に入れたマリアージュロングフィンと手持ちの品種と掛け合わせて楽しませていただきます。
ヒレをきれいに伸ばすためには28度以上での管理が推奨ですね
それにしても昨年の三木のイベントでのマリアージュロングフィン最新品種といい常にメダカ界をリードされる垂水さんはシーズンで何回転累代を進めているのでしょうね?
一年を通して加温しているという話も聞くのでおそらく6回もしくは7回ぐらい累代を進められるんでしょうね。(笑)
なので販売後いろんな方が掛け合わせなどを進められると思いますが垂水さんは常に随分先を走っているんだろうなと思います。
毎年凄いメダカを作出されている垂水さんは一体どんな環境で飼育されているんでしょうね。
いつかは行ってみたい夢の国ですね。
随分気温も上がってきて皆さんもいよいよメダ活を本格化させるときが来ましたね
私もどんどんリセットしていきます!
それにしてもメス個体でこのヒレはやばい!
かなり観賞価値が高いですね
それではまた!
最後にぽちっとお願いします。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村
メダカランキング
コメント