![](https://rakumedaka.com/wp-content/uploads/2022/03/img_7040.jpg)
一般的なミジンコの増やし方
一般的にミジンコを増やす方法としては次の方法があります!
- 生クロレラを使用して増やす
- PSBを使用して増やす
- ゾウリムシを使用して増やす
- 飼育水を使用して増やす
- グリーンウォーターを使用して増やす
- 鶏糞を使用して増やす
他にもいろいろとあるとは思いますが一般的にはこんな感じです!
![](https://rakumedaka.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_E4428-800x453.jpg)
1.クロレラで増やす
メダカ屋さんやネットで生クロレラを入手して薄めた
飼育水にミジンコを入れて培養する方法
目安は薄めの緑茶くらいの色になる濃度
画像を添付していますので大体の濃さを確認してみてください!
画像はメルカリで1000円位で手に入れた生クロレラです。
保存は要冷蔵なので冷蔵庫で保存してください!
常温保存だと結構いたんで一週間位で茶色になってしまって
ダメになるので気を付けてください!
![](https://rakumedaka.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_E4425-800x450.jpg)
ポイントは薄めにすることが重要です。 濃すぎるとミジンコが全滅します。
薄ーい緑茶ぐらいの色が一番増えるような気がします!
入れすぎるとミジンコもいなくなってしまいます。
程よい濃さになると自然にまたわいては来るのですがw
ミジンコは死んでしまうときに耐久卵という卵を産んで死んでいきます!
その卵が環境が揃ったときに帰ってミジンコが復活します!
なのでミジンコがいなくなってもすぐに全換水などは
しないほうがいいと思います!
![](https://rakumedaka.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_E4426-800x455.jpg)
これぐらい薄めのほうがいいと思います。 ミジンコが藻類を食べてクリアになってきたら
もう少しクロレラを足していけばいい感じです!
![](https://rakumedaka.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_E4427-800x452.jpg)
※生クロレラの濃度が濃すぎると全滅します!
2.PSBを使用する方法
カルキを抜いた水にPSBを入れてミジンコを入れて培養する方法
PSBもかなり増えますよ!
PSBはある程度入れすぎても問題はありませんから培養してたくさん
入れてください! これもかなり安定的にミジンコが増えます!
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目安としては少しピンクになるくらいの色で十分です。
入れすぎても問題はないのである程度、
どぼどぼと入れてやれば全く問題はありません。
PSBでもゾウリムシ・ミジンコともによく増えます!
培養する目安は500mlに2錠エビオスを入れておけば
PSB培養はうまくいきます!
ポイントは空気を入れないように蓋をすることが重要です!
PSBは嫌気性バクテリアなので酸素が供給されない状況が
増えやすい状況となります。
![](https://rakumedaka.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_E4065-800x599.jpg)
PSBは増殖もできるのでPSBを使えばミジンコも
無限ループ的に増やせるかもしれません!
エビオス錠もよいですがPSBのほうが増やせるので
コスト的には一番お得かもしれませんねw
ドボドボいれるのに抵抗がある方は百均のスプレーなどに
いれて霧吹きを日々するだけでも効果的です!
入れすぎても問題ないので私はドボドボいれますけどねw
![](https://rakumedaka.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_E4439-800x457.jpg)
3.ゾウリムシを使用する方法
ゾウリムシのようなミジンコよりも小さな微生物は
ミジンコの餌になるので増えます!
PSBなどを入れて培養中のゾウリムシでもいいと思います!
それならゾウリムシ・PSBのどちらも入っています。
もちろんエビオスや米のとぎ汁などでゾウリムシを
培養している場合でも大丈夫です。
とにかくミジンコよりも小さい微生物が
いればそれを食べてミジンコは増えます。
バクテリアも食べるし単藻類も食べるのでPSBはお勧めです!
4.めだかの飼育水を使用する方法
メダカの飼育をしている水替えした際に
出る捨てる水などでも培養できます!
この方法は増えるのですが定期的に飼育水を
足してみてもらったほうが
ミジンコはよく増えます!
特に増える方法としては飼育していたスペースから
親抜きをしてメダカを別の容器に移動させる
時にミジンコを少しだけ入れておくとめっちゃ増えますよ!
5.グリーンウォーターを使用する方法
飼育水がグリーンウォーターになっている場合はその水で培養すれば簡単に
ミジンコを増やすことが出来ます。
グリーンウォーターにミジンコを少し入れおくとこちらもよく増えます!
グリーンウォーターを作るのに私はランチュウを使っています!
金魚を飼育した水を使ってミジンコ培養するとうまくいきます!
丸形の金魚です!買ってきたときはこんなかわいい青子でしたが
それが次の画像のようになっています。一年たってませんw
金魚の飼育水はすぐにグリーンウォーターになるのでこの水を
ミジンコ培養の場所に足してやっています!
この方法もミジンコがよく増えます。
![](https://rakumedaka.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_E4442-800x459.jpg)
![](https://rakumedaka.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_E4443-800x449.jpg)
6.鶏糞でふやす
最近、はまっているのが鶏糞を使用してのミジンコ培養!
ダイソーの鶏糞ペレットを使って培養しています!
![](https://rakumedaka.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_E4967-800x446.jpg)
なぜ鶏糞ペレットなのかというと普通の鶏糞のほうが10キロくらい入って100円位ということで安いのですがなんせ量が多すぎる!それと鶏糞そのものなので扱いが大変だしカスが多くて大変です!
この時はやり方がわからず発砲容器に鶏糞ペレット入れて作ったのですが失敗もあったのでお勧めの方法としてはバケツにある程度入れてから上澄みだけを培養する容器に入れていく方がいいみたいです!
直に入れる場合は一リットルに一粒位で様子を見ながらやってみたら結構増えました。
やっぱりやりやすいのは別のバケツに鶏糞ペレット溶かしてウーロン茶位の色になるくらいに調整してやるとうまくいきました!
![](https://rakumedaka.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_E4968-1-800x452.jpg)
直に入れたらこんな感じ!です。
![](https://rakumedaka.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_E7178-2-800x449.jpg)
濃くなりすぎることも多いので気を付けてください!
めっちゃ増えます!
![](https://rakumedaka.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_E7179-1-800x571.jpg)
おすすめの増やし方
私が動画などでもお勧めしている方法としてメダカの
引っ越し後の容器での培養があります。
いわゆる「親抜き」後にミジンコを入れておくといつの間にか
針子と一緒に泳いでますよ!
これは先ほど紹介したメダカの飼育水で飼育と
同じような感じを受けるかもしれませんが増え方が全く違います!!
特に一か月程度飼育した成魚のメダカが複数ペア入っていたような
容器であれば、必ずと言っていいほどそのあとに針子が発生します。
その針子達が発生してくることによって当然フンなどもするので
ミジンコ培養の餌代わりになります!
それであってもミジンコが大きすぎて食べることがないので
ミジンコはどんどん増えます!
その後ミジンコの子供達も増えてきたところで針子も成長するので
少しづつミジンコの赤ちゃんを食べれるようになります。
このサイクルでかなりミジンコも増えて針子まで成長させる事も
できて針子時期の不安定な生存率もぐっと改善されます!
この方法については何度も動画でも伝えているのですがなかなか
ミジンコを維持するのが難しいと悩んでいる方がいるので
是非一度真似してみてほしいと思います。
本当にめっちゃ簡単です!
ミジンコも増えて針子も増える!
これ以上いい方法がないというくらいおすすめです!
でも鶏糞ペレットでのやり方をマスターしたらさらにたくさん増やすことが出来るようになります!
是非!どちらのやり方も試してほしいなと思います!
気を付ける点
ミジンコの管理で気を付けるのは次の点です。
- 温度が上がりすぎること
- 水がきれいになりすぎること
- 増えすぎると爆死すること
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1.温度が上がりすぎること
これは文字通り水温が28度以上になってきた辺りから増えるスピードが鈍化して
30度以上で急にいなくなることが起きます。
温度が上がると水に溶け込む酸素の量が減る原理から酸欠になるのではないかと
思っています。
2.水がきれいになりすぎること
ある程度培養していると水の透明度が急に上がる瞬間があります。経験上では常に水替え
をした後の汚れた印象の水を入れることでどんどん増える印象です。
私の場合、コンポストで生ごみをミミズに食べさせたいわゆる”ミミズのフン”を入れること
で安定的に増えています。
ミジンコを与えるメリット
ミジンコを入れるメリットの一番は食いつきの良さがあります。
生き物の本能として動きのある餌はやはりよく食べるので痩せてきている個体などがいる水槽でかなり改善に役に立つと思います。
活餌としてのメリットは他にもあります。
食べ残しは生きているので水が汚れない。
これが意外と重要で初心者の方が人工餌をあげすぎた後にミジンコも入れておくと汚れすぎた水質も改善しつつ、飼い主の餌やり回数を減らせることもできます。
ミジンコを上げるとこんな感じでぷりぷりの太った個体になります!!!w
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こちらも丸々しています!
![](https://rakumedaka.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_E3891-800x445.jpg)
こんな個体を目指したいならミジンコ培養は絶対した方が良いと思います!
ミジンコを与えるデメリット
あげすぎると太ります。
太りすぎは生き物にとって長生きしないという結論を招くのではと感じています。
何の動物も太りすぎている個体は長生きしないという個人的な印象を持っています。
逆に痩せすぎていても免疫力・抵抗力が低下して病気になりやすいのもあると思いますがやはり適当な状態になるように飼い主のコントロールが一番大事だと感じています。
どうしてもミジンコを追いかける姿がかわいいので過剰に与えてしまうことが多いと思いますので気を付けてください!
こちらは一番おすすめのオオミジンコの増やし方です。
こちらはいろいろな増やし方
クロレラやオオミジンコのリンクを貼っておきます。
近くにメダカ屋さんがあれば扱っているかもしれません。
生き物なので新鮮なものを選んでください!
ミジンコを増やせるようになるとメダカライフもぐっとレベルが上がると思います!!
ミジンコを増やせるようになるとメダカの飼育にもかなり有用な手段になります!
微生物のコントロールがメダカの育成が簡単になります。
他にもミジンコ関連の記事もあるのでご覧ください!
子供の頃に見たアニメアライグマラスカルに登場していたアライグマがメダカに襲い掛かる害獣だと言われていることに驚き、悲しみを感じたのに、やっぱり自分も怖がっていることに気が付いた時のあのなんとも言えない罪悪感、そして最後は人間達のエゴで作り出された存在だと気づかされた時に感じたあの水平線に沈む夕日を見たときの穏やかさと同じような気持ちを抱きつつメダ活を頑張っていきましょう!
それではまた!
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