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ベテランの方も復讐がてら見てください!
飼育環境
どんな大きさの容器で飼えばいいの?
屋外で飼うのか、屋内で飼うのかで変わってきます!
屋外であれば睡蓮鉢やトロ船でスペースに問題が無ければ、なるべく大きい容器がいい!
メダカ1匹あたり2リットルは最低でもほしいところです!
1匹あたりの匹数を少なくできれば飼育が簡単になります。要は1匹あたりのリットル数を大きくすればどんどん飼いやすくなります!
1匹あたり1リットルで飼われている方もいますがそれだけ水が汚れるスピードが早いので水換えの頻度が高くなります!
それが出来るのであれば小さめの容器でも大丈夫です。
私のおすすめはIKEAのトロファストという容器がおすすめです。
高さがある容器で水量が20リットル程度あるのでお勧めです。
色も黒やライトグレーなどもありいろいろと使い分けが出来ます。
もともとは引き出しに入れるおもちゃ箱みたいなものなので割と丈夫に出来ています!
容器の色はどんな意味があるの?
容器の色はメダカの保護色に影響するので育成過程でメダカの見え方が違ってきます!
ラメや体外光を乗せやすいのは薄い色の容器、水色や白、ライトグレーなどの容器を使用すると体外光やラメが出やすくなります。
おろちなどは保護色の影響などを受けないために色容器でも色が黒のままです!
私は三色体外光などを育てる場合は2センチくらいのサイズまではライトグレーなどの薄い色の容器で飼育して体外光を伸ばしてから濃い色の黒容器などにいれて朱赤や墨を濃くするような感じです。
おそらくラメ系のメダカはも同様です。
容器を成長等で買えないというのであればブルーの容器などが一番バランスが取れたメダカの色を楽しめると思います。
おうちの外と中でどちらが飼いやすいの?
断然屋外のほうがメダカは飼いやすいです。
温度差もあったりするのですが太陽光が当たる環境下ではバクテリアや藻類などの餌も豊富になりやすくうまく飼育できる方が多い印象です。
屋内ではあまりうまくいかないという方が多いと思います。
それは単純に屋外であればエアレーションなどをしていなくても風邪などが吹いてエアレーションの役割をしてくれるのでバクテリアなども増えやすく飼いやすいと思います。
それに外は虫や花粉・バクテリアの素になるものも浮遊しているので微生物が発生しやすい状況となっており買いやすいのだと思います。
やっぱりメダカは太陽の子と言われるように直射日光がある程度あたることで育成が簡単になるイメージです。
ブクブク(エアレーション)はなくても大丈夫ですか?
はい!基本的に大丈夫なのですが、夏場の水温が上がる時期には酸素が水に溶け込みにくく酸欠になりそうになることがあるので注意してください。 あるとメダカがイキイキしますがなくても飼育は可能です!
エアレーションがあまり強いと水流が出来てメダカが痩せやすくなることもあるので注意が必要です!
屋外では風が吹いて水面が揺れることで酸素が取り込まれます。
メダカの数が多い場合や水温が高い場合は溶存酸素量が少なくなるのでエアレーションをした方が安全な場合があります。
風通しが悪い場所などではメダカが死んでしまう容器などが出てくるのですがこれが溶存酸素量などと深い関係があると思います。
水草は入れたほうがいいのですか?
入れても入れなくても大丈夫です。
それぞれメリットデメリットがあります。
水草を入れると産卵などは水草に行うので卵の回収が困難になります。
断然そういう意味では水草はいりません。
しかし、水草の状態が良ければ水質浄化、日中の酸素供給などもしてくれるので入れたほうがいいと言われる方が多い印象です。
結論としては何を重視するかで変わってきます。
採卵重視なら水草なしを推奨、見た目重視なら浮草などを使用してください。
太陽光が当たるのであれば水草は入れたほうがいいです!光合成をして酸素を出しますし、水も少しですが綺麗にしてくれます。
メダカも何もないより落ち着きますしおすすめです!
一般的にはアナカリスやマツモ、ホテイアオイのような浮草になります。
私は夏場限定になりますがパールグラスなどを使用したりもします!
私の場合は繁殖重視なので水草は入れていない容器が多いです。
見た目を楽しむ容器では水草も使用はしています。パールグラス・マツモがおすすめです。
ホテイアオイを入れることが多いみたいですがなぜですか?
ホテイアオイは産卵床としても優秀で根っこの部分に卵をよく産み付けます!それをそのまま別の容器に入れておくことで針子が孵化してきます!
生まれてきた針子の隠れ家にもなりますしおすすめです!
また、夏場は日よけがわりにもなり睡蓮鉢の温度上昇なども若干抑える効果があります。
最近は姫ホテイアオイなどが販売されていますのでそれがおすすめです。
ホテイアオイは状態が良いとどんどん増えていくだけなのである程度の間引き等が必要となります。
デメリットは昆虫などが集まりやすくなりやりにくい状態の時もあります。
*増えすぎ注意!
水換えはどのくらいでしますか?
入れているメダカの量や容器の大きさによって違ってきます。季節によっても違います。
夏場の温度が高い時は水が汚れるスピードも早くなるので2週間に1度位8割の水を新しくします。1匹あたり2リットルくらいの場合です。
1匹あたりの水量が少なくなるともっと早く水替えをしますし、1匹あたりの水量が5リットルくらいあるのであれば1か月放置でも大丈夫です。
冬場は代謝が落ちて餌も食べないので3か月間くらい水も換えずに放置しても大丈夫です。
基本的には私の場合は水の色で判断しています。
グリーンウォーターが濃くなりすぎる、またグリーンウォーターから色が水たまりのような色になってきたらすぐにほぼ全換水します!
あとは餌の食いが緩やかになってくると水替えをします。
水が汚れてくるとメダカは餌食いが落ちます。
餌食いが悪い場合はリセットをおすすめします。
あとは大雨の跡などでバクテリアなどが死滅して容器の水が急にクリアになった場合はリセットしたりして全滅を防ぎます。
メダカが死んでしまうのはなぜですか?
色々な原因がありますが餌が足りていない場合やえさをやりすぎて水質が悪くなっている場合が多い印象があります。
屋外で餌が適量であればほとんど寿命以外で死ぬことあまりありません。真夏の水温40度位になるとさすがに個体によっては落ちることもあると思いますがそんな特殊な場合以外はほとんど落ちない印象です。
死んでしまう方は餌のやりすぎ・容器が小さすぎがほとんどなのでそのあたりを見直してください。
1匹あたりの水量は1リットルから3リットルがおすすめです。
1匹あたりの水量が多いと酸欠にもなりにくいしトラブルが少ないように感じています。
タンクメイトなども大きな意味があります。
ラムズホーンやミナミヌマエビなどが入っている入っていないで随分変わってきます。残り餌を食べてくれるものが入っているだけで事故が少なくなります。
それでも死んでしまうという方は観察をしっかりとして早めに対処することが重要だと思います。
気温が上昇することで水温も当然上がりますのであまりにも日当たりが良すぎる場合は水温が40度くらいまで水温が上がるとメダカはダメージを受けるのでよく観察して調子を崩している場合は場所を変えたりして水温差が出来にくい場所においてください。
生まれたばかりの針子が死んでしまうのですがなぜですか?
針子が死んでしまう原因もほとんどは餌です。
小さい容器でふ化させたままで飼育する方がほとんどなので水質の悪化で死んでしまうケースが多いような気がします。
これは濾過がないということとつい、早く育てようと多くの餌を入れてしまって水質が悪化してしまうケースがあります。
あとは餌が足りていないケースです。
針子は観察しているとわかるのですが常に何かを食べています。屋外の太陽光があたるような環境であれば藻類が増えていたり微生物がわいていたりで食べるものが多いのでいいのですが屋内で人工飼料のみで育てようとすると少ない量で複数回の餌やりが必要です。
仕事があったりで1日1回のえさやりでは不足しがちです。
ですのでゾウリムシやグリーンウォーターを入れていつでも何かを食べれる環境にしてやることで生存率はぐっと上がります!
常に何かを食べるという習性を考えて準備してください。
メダカは何匹くらいで飼うのがいいんです?
すぐに増えてくるのであまり多くない数がいいですが1ペアだと卵を付けない場合があるので2ペア以上かメスが多めでもいいと思います。
それを考えると最低でもNV13くらいの10リットル以上の水量が必要だと思います。
あとは最初に買ってきたメダカが少ない場合その子供達で採卵を繰り返していると血が濃くなりすぎて背骨が曲がったりする個体がでやすくなったりしますので定期的な個体の追加などが必要になってきます。
血が濃くなりすぎると色々な弊害が出てくることが多いので世代が進みすぎた場合はかけ戻しなどをして中和していきます。
いろいろなメダカを混ぜて飼ってもいいんですか?
いいのですが、せっかく累代を繰り返して固定化してきている個体を混ぜてしまうことでどんなメダカが出てくるかがわからなくなるのであまりお勧めしません。
掛け合わせをして新しい品種を作っていくつもりならばペアでの組み合わせで累代してください。
累代を重ねて新しい表現がでてきたらたのしいかもしれませんねw
リアルロングフィンなどを一緒に入れているとすべてがリアルロングフィンのようになったりと影響を与える遺伝子などがありますので混ぜることでその遺伝子をコントロールしにくくなるのでご理解ください。
メダカと他の生き物をかってもいいんですか?
いいのですが相性などもあるので注意が必要です。おすすめはミナミヌマエビとラムズホーンです。ヤマトヌマエビは肉食性が強い雑食なのでまれにメダカが弱っていると襲われることがあると思います。
これらのタンクメイトを入れておくことで残り餌を食べてくれて水質維持にも役立ちます!
ヒメタニシなどもおすすめです。
ドジョウ類なども水質維持という面ではいいのですが卵などは食べられてしまいます。
エサは一日何回くらいあげればいいの?
屋内と屋外では違います。
屋内では2回以上上げる必要があると思います。理想では4回くらい少ない量をあげるのがいいと思います。ほとんどの方が仕事などがあって2回程度になると思いますが休みの日だけでも複数回あげてほしいですね。
屋外は太陽光が当たっていれば1日1回で十分です。微生物も発生していますし、藻類もふえているのでそれを食べているので少ない回数でも大丈夫です。
水温が10度以下になると餌も食べなくなるので私の住んでいる岡山の平均気温では12月から3月初旬までは餌をやりません。
もちろん屋内の水槽は温度高めなので餌もやります。
気温によって代謝が変わるので高温が多い傾向ですと痩せやすく、気温が低いと太りやすくなります。それに合わせてエサの回数や量を変化させる必要があります。
採卵はいつからしていますか?
屋内は年中採卵可能ですが屋外は5月からですね。4月中旬から卵は抱えるのですが最低気温が10度以下になる期間は卵を産んでもふ化しないので4月中は産卵出来るペアなのかを確認する程度です。
ちょうどGWくらいから針子がたくさん生まれてくるイメージです。
もちろん4月中から採卵は出来るので卵だけを屋内に持って入っていれば針子が生まれてきます。
早く針子飼育を始めたい方は屋内に入れてボトルアクアリウムなどで育成するのもおすすめです。
ただし、屋外に比べて屋内の針子飼育は難易度が高いので飼育環境に外からグリーンウォーターを入れて食べるものがいつもある環境にするなどした方がいいと思います。
針子の容器の水替えはどうしてますか?
基本的に採卵からふ化、針子の期間は私の場合は水替えはしません。そのために4リットル程度の割と大きめの容器で管理しています。
あまり小さいサイズだと針子期間の約2週間の間に水質が悪化してしまうケースもあるので気を付けてください。
どうしても水替えをする必要があるときは少量を毎日少しづつ換えるという感じがいいと思います。
とにかく水質の変化には弱い状態なので水替えはしないほうがいいと思います。
私の場合は2週間後に少し大きめの容器に移すようにしています。
針子管理での注意点はありますか?
針子を管理していく上で大事なのはとにかく毎日観察してください。思いのほか個体差があって大きくなる個体が小さな個体を食べてしまうくらい違ってきます。
淘汰されて残った個体を育てるだけで十分という方はそのままでもいいのですが出来るだけたくさん残したいという方は大きさ選別は絶対にした方がいいと思います。
いわゆる「とびっこ」という兄弟魚でも成長が異常に早い個体などがいると最悪仲間は食べられます。
口の大きさに入るようになるとどんどん仲間の針子も食べてしまう可能性があるために注意が必要です。
それではまた!
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