自分に合った方法を見つけてください!
今回はメダカの採卵について話をしてみます。
思いつく項目は次の通りです。
- 産卵時期
- 採卵方法
- 卵のふ化までの時間
- ふ化させる水質
- 卵の管理
- まとめ
1.産卵時期
水温が15度以上になるとメダカが産卵しますがまで朝が冷える時期だとふ化までたどり着けません。
私の経験では最低気温のほうが10以上になる4月下旬から5月上旬からが本格的に産卵シーズンです。
屋内で卵のみを管理すればふ化させることは可能です。
2.採卵方法
採卵方法は次の通りです。
- 産卵床で採卵する方法
- 直接採卵する方法
- 親抜きして採卵する方法
産卵床で採卵する方法
これが一番一般的な方法ですがタマゴトリーナやコロタマボールタイプの産卵床を飼育環境に入れて、それに付いた卵を別の容器で管理させる方法。
卵のついた産卵床をスタッキングボックスに水を張って入れておくだけなのでとても簡単でそのまま針子飼育になっても産卵床を入れておくことでバクテリアなどのすみかにもなります。
タマゴトリーナの作り方はこちら!
めんどくさい人はこちら↑
コロタマボールタイプの産卵床はの作り方はこちら!
直接採卵する方法はこちら ↓
直接採卵する方法
卵が付いてるメダカから刷毛や手で直接卵を取り外して育てる方法ですがこれは慣れていないとメダカにも負担がかかるのであまりお勧めしませんが、どうしても飼育容器が小さくて採卵がうまくいかない、水草などが入っていて産卵床に卵をつけてくれないなどの場合は直接採卵をオススメします。
親抜きして採卵する方法
最後に親抜きして採卵する方法ですが私はこの方法をよく使っています。
この方法は文字通り卵を付けだして数日した後に親のメダカを別の容器に移してしまい、今まで飼育していた容器を放置することでそこで針子がわらわらと発生してくるというやり方です。
この方法のメリットは水質がすでに安定している環境でそのまま針子飼育が出来る。微生物等も豊富で餌になる。
デメリットは容器が広すぎる場合が多いので餌などが広がりやすく食べ残しが発生する場合がある。
3.卵のふ化までの時間
卵のふ化までの時間は積算温度250度と言わています。
これは25度の水温で10日間たてばふ化するという意味で毎日の温度が高ければ早くふ化しますし低ければ遅くなります。
温度が高すぎたり低すぎたりするとふ化そのものがしないこともあります。
4.ふ化させる水質
一般的にはカルキ抜きをしていない水にメチレンブルーを1.2滴入れた水で卵を管理するという方法が一般的です。
これは無精卵があったときに数日で白くなりカビが生えてほかの卵にもカビが移ってしまうのを防ぐためです。
私の場合は飼育水にそのまま産卵床を入れてふ化させるという方法ですがそれでもかなり多くの針子が生まれるのでそうしています。
少しでも多くの卵をかえしたいという方はメチレンブルーなどを使用してください。
ただしメチレンブルーなどを使用したりカルキを抜かない状況からのスタートなので針子になってからの餌やりについては準備をしておいてください。
5.卵の管理について
卵の管理については基本的に無精卵を取り除く
これにつきます。
卵の中には一定量無精卵が発生します。
これについても神経質になる必要はありませんがそのまま放置しておくと水質の悪化やほかの卵にカビが移っていくことがあるので取り除きます。
ただこれもたくさん採卵していると気にならなくなるくらい実際は針子が増えてきます。
このようなトラブルも想定されて、魚は卵の数が多くなっているので全部取ることに注力することも必要ないかもしれません。
それよりも生まれた針子や稚魚の管理にしっかりと手間をかけてあげましょう。
6.まとめ
メダカは一度産卵を始めると毎日たくさんの数の卵を産みます。
水草などがあれば放置しておいても増えていることがよくあります。
基本は産卵床を入れておくと産卵をするのでそれを分けてほかの容器に入れておけば、ふ化します。
難しく考える必要はありません。
私の住んでいる場所は5月から採卵しています。4月から卵を抱えているメダカを見かけますが最低気温が低いので屋外では育ちません。卵だけをとって屋内のグラスアクアリウムなどに入れておくと針子が生まれます。
こんな感じで時期が来て分けてやれば増えるので難しく考えず楽しんでください。
産卵が止まった時はコンディショナー等もありますよ。
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それではまた!
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